22日の夜、下の世話が終わりベッドの背中部分を起こして夕ごはん。
今年に入ってから食べる量が少なくなり、食事をスプーンで口に入れても舌で押し戻したり、薬もぺっとはき出したりと思うように食べ物が身体に入っていかない状態で、体重も30kgを切っていました。
先月からケアマネージャーの勧めで訪問看護の体制をとって栄養の摂り方の指導を受けたり、どうしても食べない時には点滴で様子を見ていきましょう、と決まったばかりでした。
毎回口に入る量は少しでも本人が食べやすく飲み込みやすい物、ということでプリンやとろみをつけた栄養補助ドリンク等を用意。
最後の夜は起き上がった身体が左右に動いて止まらないので、両脇に布団を置いて動きを止め何とか食事できる体制にしてみました。
でもスプーンを口に近づけると少し口は開けるのですが、実際にはもうほとんど口に入りませんでした。
うまく口にはいっても、むせるというか、むせる力がもう無くて苦しそうな様子にこちらもお手上げ。
胸や背中を撫でて落ち着かせてから夫が食べさせた一口のアイスクリーム。そして口の中がさっぱりするようにと含ませた小さな氷のかけらが最後の食事。
その後、まさか次の日に亡くなるなんて思いもせず、いつになくブログを三日分も書いて予約投稿した夜でした。